50代、女性。
十数年前から、家事などで前屈みで作業していると腰が痛くなる。
数日前に、左股関節の外側が痛くなった。
以前、左膝が痛くなったこともあった。
20年前に外反母趾と言われ、現在、特にひどい左足側に固定具を付けている。
ほかに、うつ病、いびき、爪水虫など。
病院、接骨院に何度も通っているが、変わらないということで、ここへ。
所感)
整形外科で渡されたという外反母趾を矯正する固定具をみせてもらった。
足底が固く薄い板状になっており、甲側で絞るようにゴムベルトで留めるようになっていた。
しかし、これは構造的に問題がある。
横アーチの消失が問題なのにも関わらず、足底を鍋底に強調しようとする固定は、逆に悪化させる。
むやみに、横の広がりを止めればいいというものではない。
これが現状です・・・。
(初回)
検査)
右足の甲、ふくらはぎ、両足のすね、太もも、左の下腹部、右腰、右腕、両肘、胸の横側などに、異常の反応。
施術)
椅子から立ち上がったり、座ったりするとき、足の指先を持ち上げる癖があり、明らかに、生活習慣に問題があり、正しい生活習慣の指導も行った。
また、外反母趾については、あの固定具では問題が多いため、横アーチを作るテーピング方法も指導。
(9日後、2回目)
状態)
腰の痛みはない。
左股関節の外側が、たまに痛む。
検査)
両足のすね、太もも、腰、右腕、両肘などに、異常の反応。
施術)
外反母趾と内反小趾に対するテーピング法も指導。