数年前に予約して、ほとんど忘れていた今、本が届きました。
昭和初期に霊術家として活躍され、20代後半でお亡くなりになった松原皎月という方の本です。
結構、痛いところを突いてきますし、とても、20代の若者が書いたような本だとは思えない内容です。
かなり分厚く、2巻あります。
箱も含めて、それぞれ厚みが7cmもあります。
これも、付いてきました。
非売品の松原皎月氏の著作物ですが、なかなか中身は面白かったです。
松原皎月という名前は、本名ではないことがわかりましたが、その時代の霊術家は、それが当たり前だったのかもしれません。
自分の師匠も、違う名前を使っていますし、自分もいずれ仕事には違う名前を使うかもしれません(笑)
霊術というと、自身の霊性を高めること以外に、心霊chi療と言われるものも含まれます。
霊と付くと怖く感じますが、人間との違いは、簡単に言ってしまうと、肉体があるかないかです。(ちょっと乱暴ですが)
人間から、肉体を取ると、意識持ったエネルギーが残り、それが霊と呼ばれていますので、我々も半分はそうだということです
気功術と霊術との違いは、何かというところが気になるかもしれません。
今の自分の認識としては、どちらも様々なエネルギーを扱いますが、意識を持ったエネルギーも扱うのが霊術だと思っている程度です。
それ以外にも、発生源がどこかというのもありますし、境界はあいまいですが。
うちで行うのは、気功術までです。
ところで、この本の内容はというと、もちろん心霊chi療についても書かれていますが、主に、検査法やchi療法全般について広範囲に書かれています。
その中に、吉凶占断球を使った懸垂霊感法の記述がありますが、これはまさに、ペンジュラムを使ったダウジングそのものです。
なので、上巻だけを読むと、当時の全国の霊術を集めた本という感じです。
が、下巻の方は言霊、数霊など霊学に関する難しい話が大半です。
かなり緻密な内容で、そうなると、この本は、自分にとっては、猫に小判と言うか、豚に真珠と言うか・・・