子供頃、毎年、冬になると、両手の指にひどいしもやけが出来て、指があまり曲げられない状態になっていました。
そこで親が施した方法は、毎晩、アロエの果肉部をしもやけに当て、包帯を巻いて寝ました。
学校に行く時は、オロナイン軟膏を塗っていました。
でも、子供心に、どちらも、全然変わらないと思っていました。
オロナイン軟膏の効能のところに、「しもやけ」とは書かれていましたが、うーんと思っていました。
そう思いながら、小学校6年間、しもやけは全く変わらないまま。
中学生になり、さすがにこのままではいけないと思い、いろいろと考えるうち、あることに気付きました。
血行が悪くて、しもやけになるんだから、血行を上げればいいだけだと。
それで行ったことは、お風呂に入ったときに、手桶に水を入れてお風呂に浮かべ、温かいお風呂の中と冷たい手桶の中と、交互に手を突っ込むこと。
数日間、同じことをしていると、体感できるほど、しもやけがなくなっていき。
そのまま続けていたら、完全になくなりました。
寒くなって血流が悪くなると、特に、毛細血管である指先には血が行かなくなり、結果として、毛細血管が消えてなくなってしまいます。
指先の毛細血管が減れば、さらに、冷えて、血流が悪くなるので、さらに、毛細血管が消えていくという、負のスパイラルに入っていきます。
そこで、熱いお湯と冷たい水に、交互に晒すことによって、血流が上がり、毛細血管が再生してきます。
冷え性は、しもやけの手前ですので、同じ理屈です。
薬効に期待するより、もっと直接的なやり方で、血流をアップしたほうが良いです。