今年は、政府がキャッシュレス化を推し進めるために、色々なことをしてくるかもしれません。
そこで懸念されるのが、リボ払い破産です。
クレジットカード会社がやたらと勧めてきますし、月々一定額の支払いって便利だなと思う人もいるかもしれません。
以前、リボ払いは絶対ダメだよとブログ投稿しましたが、私の知人は、誰かの話を鵜呑みにしてリボ払いにしてしまいました。
なぜダメなのか、実際の事例を見てもらったほうがわかると思います。
クレジットカード払いの場合、1回払いでは、支払利息はありません。
でも、一旦、リボ払いに設定してしまうと、支払った瞬間に、支払利息が発生します。
なぜなら、取引を個別に考えるのではなく、全体の借入残高が増えることになるからです。
この場合だと、年利 15%
返済計画を改善し、これを見ると東京オリンピック前には完済しそうです。
しかし、これはあくまで、一切クレジットカードを使わなかった場合で、使えば、どんどん伸びていきます。
つまり、ある閾値を超えると延々払い続けるという無限ループに入りそうだということが何となく感じると思います。
一応そうならないように、借入残高によって、最低の返済額が決められていますが。
年利15%のリボ払いで、実際の支払いはどうなっているかというと、
月々5万円返済していますが、そのうち、10,876円が支払利息です。
借入残高に対して年利15%の計算をして、1ヶ月分を出して、支払利息が決まるので、無駄な支払いを減らすには、多く返済できる月には多く返済して、一刻も早く借入残高を減らすしかありません。
どうしてもリボ払いを利用したい人は、まず自分で、支払利息や返済期間などを計算できるようにすることですね。
自分で返済計画が立てられない人が、利用するシステムではありません。
元財務・経理部の私からの忠告でした。