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自律神経失調症
自律神経は、体温調整や血圧調整、呼吸、臓器を動かすといった生命維持の働きをしています。
したがって、とても重要です。
自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があり、そのバランスが重要となります。
状態
緊張、首や肩のこり、頭痛、冷え、震え、多汗、動悸、胸焼け、食欲不振、口の渇き、吐き気、嘔吐、めまい、耳鳴り、全身倦怠感、しびれ、腹痛、頻尿、残尿感、下痢、便秘、残便感などです。
原因
精神的なストレス、ホルモンバランスの崩れ、生活リズムの崩れ、気温や気圧の変化など様々で、生まれつき自律神経の調整機能が弱い方もいます。
また、本人に自覚はないものの、身体に、広範囲にダメージがある場合があります。
身体が余裕のない状態であれば、当然、自律神経のバランスも崩れてきます。
対処方法
整体により心身共に楽な状態にすれば、おさまります。
特に、神経の配電盤である神経叢や神経節が緊張している場合が多いので、その緊張を取り除く整体を行います。
重い場合、自律神経失調症の原因が複数あり、なおかつ、通常の整体の領域を外れている場合が多く、整体以外の施術メニューで対応することもあります。
自分でできる対処方法1
呼吸は、自律神経の中で唯一、意識的に行うことができますので、自律神経の調整が自分で可能です。
具体的には、6秒吐いて、2秒吸うという、呼吸を行います。
吐くことだけを意識し、吸うのは自然に任せます。
息を吐くことによって、副交感神経が刺激され、リラックスします。
自分でできる対処方法2
身体のツボを刺激する方法です。
手の指の爪の付け根を、もう片方の手の指で左右から挟み、ギュッ、ギュッ、と30回程度揉んでいきます。
両手の薬指を除く、全部の指を同じように揉んでいきます。
薬指は、交感神経を刺激するので避けます。
それ以外の指は、副交感神経を優位にするように働きます。
自分でできる対処方法3
目を温めることで、副交感神経優位に切り替えることができます。
フェイスタオルを水に濡らして軽く絞り、電子レンジで1~2分温め、それを閉じた瞼の上に置いて、目を温めます。タオルが冷えてきたら、再び温めてを繰り返し、合計5~10分間温めます。
フェイスタオルの代わりに、「めぐリズム 蒸気でホットアイマスク」や「USBホットアイマスク」など、市販品を利用されると温めなおす手間が要りませんので、便利です。
自律神経失調症の施術例
実際に整体した内容の一部を掲載していますので、ご覧ください。
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