大腿四頭筋炎
大腿四頭筋は、文字通り大腿部にある4つの筋肉です。
状態
- 膝の上の方や腸骨部分(大腿直筋の付着部付近)の痛みで、運動時に痛みが増し、安静時に痛みが軽減する。
- 多くは、20歳以上に発症する。
原因
バレーボールやサッカーなどのジャンプやキック、急激なストップ動作を繰り返す運動により、大腿四頭筋が疲労し、異常収縮し、大腿四頭筋の端っこが痛みます。
運動以外でも、立ち仕事の方や歩き過ぎなどでも多く起こります。
一般的には、このように筋肉疲労が原因とされています。
しかしながら、同じ運動をして、大腿四頭筋炎になる人とならない人がいることが説明できません。
つまり、大腿四頭筋に負担をかけやすい状態になっているのが原因です。
具体的には、足元の歪みから足全体の歪みへと拡がり、他人より、大腿四頭筋に負担をかけやすい状態になっていることが原因です。
対処方法
整体で、大腿四頭筋の疲労による緊張筋肉の緊張を解いていけば、楽になります。
しかし、それでは、大腿四頭筋に負担をかける原因となっている足元からの歪みは変わっていないため、いずれ戻ります。
葵整体院では、足元の歪みを作っている間違った生活習慣の指導も行います。
補足
10〜15歳でオスグッド・シュラッター病、シンディング・ラルセン病、15〜20歳で膝蓋靭帯炎、20歳以上大腿四頭筋炎になることが多く、つまり、年齢が上がるにつれて、痛む部位が上がってきます。