冷え性
状態
足先だけが冷えているような感覚がある場合、手も足も四肢末端が冷えているような感覚がある場合、全身が冷えてしまっている場合と大きく分けて3種類あります。
原因
足先だけが冷えているような感覚がある場合は、男性に多く、腰付近の神経の圧迫により、下半身の血流が低下し、冷えを感じます。
腰痛の有無が、ひとつの判断材料となります。
片足だけ冷える場合は、閉塞性動脈硬化症という足の動脈の詰まる病気の可能性もあり、注意が必要です。
手も足も四肢末端が冷えているような感覚がある場合は、女性に多く、筋肉量が少ないために十分な熱が作り出せず、生命維持のために身体の中央を優先して温めようとするために、手足への血流が低下し、冷えを感じます。
全身が冷えてしまっている場合は、精神的なストレスや過労、睡眠不足などで、自律神経が正常に機能していない状態です。
その他、甲状腺機能低下症や脊柱管狭窄症などでも、冷えは起こります。
甲状腺機能低下症の場合は、指で押しても凹まないむくみを伴うことが多いです。
対処方法
人差し指の爪の部分を10秒間押して血流を止めた後、手を放して、2秒以内に元の色に戻るか確認します。
2秒以上かかる場合は、毛細血管が消えてしまっています。
入浴などで十分カラダを温めて、血行を上げることを繰り返していると、手足の毛細血管が増加して、冷え性がなくなっていきます。
ここで扱っている水素を発生させる入浴剤は、お勧めです。
交感神経が緊張して、手足の毛細血管が縮んで、血行が悪くなりますので、リラックスすることも必要です。
具体的には、楽な姿勢で、手のひらを太ももに上に乗せ、目を閉じます。
手のひらに太ももの温かさを感じているとリラックスし、交感神経が緩みます。
すると、手だけでなく足も同様に温かくなります。
筋肉量が少なくて、必要な熱量が作り出せない場合は、ウォーキングなど適度な運動をすることが大切です。
薬を飲んでも、整体しても、筋肉量は増やせません。
それ以外の身体の障害に関しては、多くの場合、整体で対応が可能です。