女子中学生。
5日前から、階段の昇り降りや自転車を漕ぐ時などに、両足の膝下や膝上が痛む。
2年以上前に、同様の状態で来られ、今とは異なる療法を使っていたが、楽になっていた。
ほかに、肩こりもある。
また、医者から側湾症と言われたが、自覚する痛みなどはない。
(初回)
状態)
今は、しゃがんで立ち上がるときに、左膝の下に痛みを感じる。
検査)
両足のすね、太もも、股関節の前後や外側、腸骨の前側、肩、首、頭部などに異常の反応。
施術)
生活習慣に問題があるため、その指導も行った。
所感)
2年以上前に使っていた療法では、検査法がないため、的確な生活指導が行えず、再発することになった。
痛みが出たら施術すれば良いというのも一つの考え方だが、やはり、痛みの原因を作り出した間違った生活習慣を指導すべきだと思う。
(6日後、2回目)
検査)
両足のすね、右側の太もも、股関節などに、強い異常の反応。
施術)
異常の反応が強いため、テーピングも施した。
(1週間後、3回目)
状態)
自転車を漕ぐ時の膝の痛みはない。
階段の昇り降りの時は、少しだけ。
検査)
前回同様のところに異常の反応。強い反応は減少。
(12日後、4回目)
状態)
膝の痛みは無い。
検査)
右足のすねや太ももに、強い異常の反応。
所感)
自覚する痛みはないものの、異常が潜んでいる状態で、その一歩手前の状態だと言える。
(1週間後、5回目)
状態)
運動しても、まったく膝の痛みはない。
検査)
ほとんど異常の反応はない。