不整脈
心臓は、右心房の先端に存在する洞房結節からの電気刺激によって、動作しています。
心拍数は、自律神経(交感神経と副交感神経)によって自動的に調節され、交感神経は心拍数を増加させ、副交感神経は、迷走神経を介して、心拍数を減少させます。
状態
動悸(ドキドキと心臓の拍動を自覚する状態)、ふらつき、めまい、失神、胸の痛み、息切れなどがある場合もありますが、自覚がない場合もあります。
頻脈性不整脈
心拍数が100/分を上回ると頻脈といわれますが、運動や緊張で頻脈が起こるのは正常な反応であり、心電図などで判断することになります。
徐脈性不整脈
心拍数が50/分を下回ると徐脈といわれますが、日内変動もあり、心電図などで判断することになります。
期外収縮
脈が飛ぶなど、乱れた状態です。
期外収縮が起こると、その間、血圧が十分に上がらず、十分な血液を全身に送り込めなくなるため、様々な状態になります。
2秒以内の脈とびは問題ありませんが、3秒以上続くと物忘れ・疲労・息切れ・冷えなど、5秒以上続くとフラッとするめまい、7秒以上続くと失神が起こります。
原因
主な原因は、心疾患や加齢などがありますが、原因が特定できないものもあります。
頻脈性不整脈
運動、精神的ストレス、飲酒や喫煙、刺激物質を含む薬を飲んだ時などが原因となって頻脈が起こります。
徐脈性不整脈
空腹、疲労、下痢や嘔吐などの消化器系障害などが原因となって、徐脈が起こります。
対処方法
大半の不整脈は命に関わるものではありません。
精神的なストレスや疲労などが原因の場合は、整体で大丈夫です。