小学生、女子。
階段を上り下りする運動をしたら、階段を降りる時に足首に痛みが出るようになった。
痛みの部位は、内外のくるぶしの下から前にかけて、特に外側に痛みが出る。
大腿、下腿を弛めた後、足首の手法や足のアーチを作ったり、中足骨の手法をかける。
確認のため、ベッドから歩いて下りてもらったところ、痛みが出るということでした。
そこで、足を一歩踏み出した状態で、後ろ足の踵を着けたまま、前足を深く曲げていくと後ろ足のくるぶし付近に痛みが出るということで、骨のずれを止める施術を実施。
その後、ベッドから歩いて下りてもらい、痛みが出ないことを確認。
これで、施術終了。
と思ったら、その女の子、椅子に座った状態で、足首を反らすと、くるぶしの下が痛いと言い出しました。
そこは私、「普通そんな風には曲げないんだけどね」と言って、チャッチャッと施術して終了。
横で見ていたお母さん、「そんなんで、いいの?」と半信半疑の様子でした。
お子さんは、「痛くない」って、正直です。
それにしても、今でも小学校の体育は、準備運動をしないんですね。
女の子と話していて、びっくりしました。
集まったら、いきなり全力疾走だそうです。
私の小学校時代は、それが普通でしたが、21世紀になって、未だにそんなことしているんですかね。
もしかしたら、その教員、スポーツの経験がほとんどないのかもしれません。
故障者が出ても、当たり前のような気がします。