30代、女性。
臼蓋形成不全で、大腿骨の骨頭が崩れ掛けているということで、10ヶ月前に、左股関節の手術を受けたが、失敗。
再度、5ヶ月前に手術を受けたが、再び、手術が失敗。
手術前には痛みがなかったのに、手術後、左股関節に痛みが生じるようになった。
右股関節の前後にだるさを感じるようになり、このままでは、こっち側も手術になるのではということで、ここへ。
(初回)
状態)
仰向けで寝た状態で、左膝を立てようと左股関節を曲げるのも、つかえてしまって、スムーズには曲げることが出来ない状態。
検査)
左股関節は、前側と外側に、右股関節は前側に異常の反応。
左股関節側には強烈な緊張があり、時間がかかりそう。
(一週間後、2回目)
状態)
変化はないそうです。
検査)
股関節周辺に異常の反応。
所感)
左股関節を矯正した状態のまま動かしてもらうと痛みが減ることより、靭帯に問題があると思われる。
腰の外側に大きく切開した手術跡があり、どういう手術をしたのかよくわからず、施術してよくなるものかどうかの判断できなかった。
ただ単に靭帯の緩みがあるのならば、今の療法で施術可能なのだが・・・ほかへ行ってみることも含めて、本人に決めて頂くことにした。
それにしても、手術したために、杖をついて不自由な生活を送っているというのは、なんともやるせない。
本人にも手術なんてしなければという後悔が伺えます。
まずはいろいろなところに行ってみることです。
手術はあくまで最終手段です。