O脚
状態
両足の踵を付け、足の指先を少し広げて立った状態で、両膝の間やうちくるぶしの間が大きく離れている状態をいいます。
痛みはありませんが、膝関節の内側に負担がかかることより、将来的には、半月板損傷や変形性膝関節症などを招く可能性があります。
原因
遺伝的なものは少なく、生活習慣が大きく影響します。
日本人は、立った時に足裏に掛かる荷重は、外側(小指側)で後側(踵側)にずれている場合が多く、そのゆがみが上方向に伝わって、O脚のゆがみとなります。
対処方法
生活習慣に問題があるため、筋肉の緊張を緩めて、膝関節や足首を矯正するやり方では、一時的によくなったとしても再発します。
それがわかる方法として、
足を揃えた状態で、膝を足の母趾方向に曲げ伸ばしします。
さらに、足先を30度開いた状態で同様に、膝を足の母趾方向に曲げ伸ばしします。
すると、O脚がなくなっていることがわかります。
O脚は、膝関節が外側に捻れています。
膝関節が外側に捻れていても、膝のお皿(膝蓋骨)が内側にずれているために、一見、ゆがみがないように見えてしまいます。
強制的に膝関節の曲げる方向を正すことによって、修正されます。
この修正は一時的で、生活習慣により戻ります。
しかし、これで誤魔化している整体院が多いのも事実です。(実際には、もっと巧妙にわからないようにしていますが)
葵整体院では、整体だけでなく、O脚の原因となっている間違った足の使い方を正す指導をし、再発も防止します。