20代、女性。
就職してすぐ、1年前から、肩こり、腰痛、背中の痛みが出てきた。
3ヶ月前から、痛みが強くなってきた。
(初回)
検査)
両足のすね、アキレス腱、膝、太もも、鼡径部、臀部、仙腸関節部、腰椎、前腕、首など、広範囲に異常の反応。
足元は、外反母趾、内反小趾で、履いてきた履物の靴底は片減り状態。
特に、右側は大きくすり減っていた。
身体の緊張も強い。
施術)
すべてOK。
しかし、原因となる生活習慣に問題があるため、その指導を行った。
(8日後、2回目)
状態)
肩こりや腰痛は減っている。
背中の痛みはない。
検査)
両足のアキレス腱、太もも、鼡径部、臀部、右仙腸関節部、前腕など、異常の反応。
前回と比べ、異常の反応は減っている。
(13日後、3回目)
状態)
たまに腰痛、肩こりは少しだけ。
検査)
両足のアキレス腱、太もも、左すね、臀部、右仙腸関節部、胸椎など、異常の反応。
所感)
痛みがあまり出るレベルではないというだけで、まだまだ体にダメージが蓄積していることがわかる。
こういうことがわかるのが、他と違って、痛みなどを指標として施術するのではなく、潜在的な異常を見つけ対処することによって対応するやり方である。