小学生、女子。
オスグッド病で、以前、施術したことがある子です。
今回、しゃがんで伸びあがる時だけ、胸が痛いということで来られました。
確認すると、上体を前後に倒しても、横に倒して、捻ってもまったく胸の痛みは出ず、本当に、しゃがんでから伸びあがる時だけに、胸の痛みが出る状態でした。
なので、動作時の骨のずれではないなと思い、思い当たることをしたところ痛みが消えました。
3秒施術で終了した、その時の会話、
母親「本当に、痛くないの?」
小学生「痛くない」
母親「ウッソー、痛くないの??」
(もう一回、確認)
小学生「痛くない」
母親「エッー、ホントーに???」
私「これも、技ですから」
母親 (あきらかに、疑いの眼差し) 私 心の中(触れただけなので、納得できないだろうなー。施術料もらえないかも。)
(と、そんな雰囲気のなか、絶妙のタイミングで、)
小学生「でも、膝が少し痛い」
私 心の中(おっ、君は、なんていい子なんだ。)
私 「膝が痛いということなんで、膝の施術しましょうか。ベッドの方へどうぞ。」
ということで、施術して終了。
膝の痛みは、今回も一回でなくなりました。
お母さんは、心臓が悪くなったんじゃないかと思い、医者に連れて行こうとしていて、その前に、一応ということでここに来られました。
そこで、触れただけで、痛みが消えてしまったので、理解できないのも無理はないと思います。
これは、最初にやるとインパクトがありすぎるので、施術の最後にやるべきだったのかもしれません。