現在、ここに半月板損傷で通っている方がいます。
MRI検査で、半月板の水平断裂と言われました。
医師の説明によると、半月板の外側には血管が通っているのでくっつく可能性があるが、中央部はまずダメだろうと言われたそうです。
ここでは、施術により膝に負担が掛からない状態にし、さらに、本人も生活習慣を改めることをお願いし、通ってもらいました。
この前、もう一度、MRI検査受けたところ、ダメと言われた中央部の水平断裂がなくなって、医師も驚いたそうです。
結局のところ、関節の中は、普通の水が満たされているわけではなく、有益な液体で満たされているわけで、正しい膝の状態を維持できれば、個人差はあるものの可能性があるということです。
半月板損傷というと、運動中に無理な動きをしたせいだと思われがちですが、間違った生活習慣により膝関節が捻れ、半月板がズレ、その状態で、運動で強い負担が掛かって、半月板損傷となります。
つまり、運動の前に、原因がすでに潜んでいたということです。
したがって、その原因に対する対応をしなければ、いけません。
もっとも、この方の場合、まじめに通われ、なおかつ、自分自身生活習慣を改めることに取り組んだことが大きいです。
中には、いくら言っても信用せずに通わない方もいますが・・・。