この時期、整体院のブログでよく目にするのは、「風邪ひいて上がった熱が、整体したらすぐに下がりました」的なものです。
いつも、違うだろっと思っています。
必要があって体温上げているのに、下げてどうするんだろうと。
体温下げることによって、風邪がダラダラと続いたら意味ありません。
体温を上げて、免疫機能を活性化して、体内のウイルスや細菌を退治できるわけです。
退治前に体温を下げてしまうと、状態が慢性化します。
うちで施術して、「家に帰ってから、熱が出ました」という方が何人かいます。
実際、慌てて、病院に行った方もいて、その時は、リンゴ病でしたが・・・
正解は、体調に合わせて、休養することです。
もちろん、元々、体温が上がりににくく、不調が長引く傾向の方は、整体を受けることをお勧めしますが。
西洋ヘルスケアを否定している整体師が、「整体したら熱が下がりました」と言って自慢したら、もうギャグですね。
西洋ヘルスケアを否定しながら、結局、大して変わらない考えの整体師は多いです。