小学生、男子。左利き。
サッカー&空手少年。
2日前から、サッカーボールを蹴ると、左膝が痛い。
お皿のところとお皿の下(ちょうど、両個所とも膝蓋靭帯が付着している部分)。
医者にいったところ、オスグッド病と言われ、剥離していると言われ、湿布とサポーターを渡され、終了。
でも、近々、運動会と空手の大会があるということで、何とかしたいとうことで、インターネットで探しまわって、ここをみつけたようです。
(初回)
検査)
左膝を少し曲げる(残り120度ぐらい)だけでも痛みが出る。正座もできない。
右足に比べ、左足全体にかなり力が入っている。
その上、左膝が曲げられない状態なので、横座りをしていたということで、骨盤が大きくゆがんでしまっている。
施術)
骨盤のゆがみを修正し、大腿に入った緊張を緩めた。
膝は、かなり曲がる(残り30度ぐらい)。
続けて詰めて施術していけば、月末の運動会には間に合うかもしれませんね。
(2日後、2回目)
施術)
多少、痛みがあるものの、しゃがんだり、正座できる。
(2日後、3回目)
施術)
痛みなく、しゃがんだり、正座できる。
そして、蹴る時の痛みの状態を確認するため、私が自宅から持ってきたメディシングバットを蹴ってもらうと、まだ、少し痛みが出る。
あとは、蹴る時の痛みだけ。
(翌日、4回目)
施術)
蹴る時に出る痛みが半減までしかいかないため、師匠に電話。
いくつか手法を絞って指導して頂き、ほとんど痛みがないぐらいまでに。
(翌日、5回目)
状態)
蹴って確認しても、痛みなしで、ほんの少しの違和感だけ。
前回まであった、骨盤のゆがみ(左側が大きく上方向に上がっていた)はない。
施術)
蹴っても痛みや違和感はない。
運動会まで1週間を残しての施術完了となりました。
やはり、連日通われたことと、サッカーや空手での蹴りを我慢した本人の努力の結果です。
私は、身体の持つ自然な力のお手伝いをするだけですから。
お母さんは、
「医者の説明だと、いつよくなるか不安でした。
この子、みんなと一緒に運動できずにしょぼんとして家に帰って来るのが見ていてつらかった。」
と言って、ほんと嬉しそうでした。
そして、最初、不安そうな顔をしていた子供にも、すっかり笑顔が戻ってきました。