60代、男性。
五十肩で、2年前から週2~3回、接骨院に通っているが、変わらないので、ここへ。
シャツを脱ぐ動作がうまく出来ず、困っている。
両腕共、後ろに手を回して、お尻の所までしか届かない。
脇を空ける動作では、肩より低い位置までしか上げられない。
腕を前から上げる動作も残り45゜ぐらいまでしか上がらない。
両肩共、同じぐらいだが、左肩の方は少し痛みが伴う。
接骨院では、電気と2~3分のマッサージを受けている。
(初回)
検査)
激痛が伴っていない割に、動きがおかしい。
上記の動きのいずれも、肩をすぼめる動きが伴い、これでは、正常な人でも腕は上がらない。
最初のころ、激痛を伴っていたために、それを避けようとする動きがからだに染み付いてしまっている。
筋肉が少し緩んだ後、腕、肩に力をあまり入れない状態で上げると可動域が大きくなることからも、間違ったからだの動きを直すように、からだに学習させていかないといけない。
もちろん、部分的に筋肉が硬くなっているところがあるため、これを解いていかないといけない。
(1週間後、2回目)
状態)
相変わらず、肩を動かす動作が不自然。
施術)
間違った動きをしているため、それを修正する。
両腕とも、シャツを頭越しに掴める。