少し前に、雪が積もる福井まで、修業に行ってきました。
師匠にダメだしされながらも、少しずつ進歩しているのがわかるので、楽しいです。
師匠の実際の施術も、2人見させて頂きました。
以前、私がやっていた療法とは全然違って、椎間板ヘルニアの場所、骨髄移植の検査の注射の場所、過去の骨折の場所など、次々と本人が言わなくてもピンポイントで場所を特定して行ってしまうので、新鮮です。
その分、検査の重要性をヒシヒシと感じました。
以前の療法は、一般的な整体法の中では、優れた手技ですが、施術の進め方は、どちらと言えば、知っている技を片っ端から掛けて、合っている技を探すのがメインでした。
更に最近、道具を使うことが主流になりつつあるそうなので、痛む場所ばかりに目が奪われてしまいかと心配です。
今の手技は、技自体はどうとでもなるので、異常の根本原因がどこにあるのか探すのがメインです。
そうなると、今までの浅い理論では原因を特定できないため、かなり勉強が必要になり、大変です。
異常がどういう経路で連鎖していくかなど勉強し、その理論に基づいて、異常となる原因の更に原因を探っていきます。
痛みが無くなればOKとしていた頃の方が、正直、楽です。
以前のやり方のほうが施術時間も短く済むし、戻りもありますので経営的にも・・・
あえて、いばらの道を進むのが、自分流です。