検査で異常があると痛みで相手に伝わります。
一般的な検査法では、筋肉の異常(張りや緊張)がある場合、特定のポイントを押すと痛みが出ますので、誰でも場所さえわかれば簡単です。
といっても、自覚する場所とは離れている場所にも存在したりするので、その場所を探すのもなかなか大変ですが。
ここでは、さらに筋肉の異常を探しているわけではないので、相手に痛みで伝えるのはもっと難しいです。
そうするのは、軽ければ問題ありませんが、重い場合、筋肉の異常を引き起こすもとになる他の組織の方にもダメージがあるため、そちらに対応しないと再び筋肉の異常が起こることになるからです。
重い方の場合、痛みに対して、場所が違う潜在的な異常と、もうひとつ、組織が違う潜在的な異常が存在します。
この2つに対応しないと重い方の場合、戻ります。(ホントは、まだほかにも対応しないといけないものがいくつかありますが・・・)
このところ、師匠からの指導が、ほぼマンツーマン状態になっているおかげで、軽い方は、まだうまくいかないこともありますが、中~重い方は、検査が満足できるレベルになってきました。
といっても、学び始めて10ヶ月。結構、時間がかかりました。
たったひとつの検査だけで、これだけ時間がかかるとあきらめてしまう先生方が多いのもうなずけます。
あきらめの悪い性格に感謝です。