身近の整体院が消えていく中、新たに開業する整体院も多い。
本業の整体の売上が確保できないので、紹介料目当てに、安易に整体師に成ることを勧める無責任な整体師が増えているのも拍車をかけている・・・整体スクールをやっている方ならばわかるが、その卒業生を使ってまで、かき集めるのはどうかと思う。
会社員ならば、すぐに整体師になる必要もなく、定年退職後に始めても遅くはない。
自分のように、身体を壊して、会社の仕事が続けられなくなっているのならば、話は別だが・・・
整体の腕と売上は、あまり関係ないのが、この業界。
予約一杯で繁盛しているところが、腕が良いと思っている方が多い。
もちろん、そういう所も存在するが、ほとんどは経営努力の賜物だ。
腕が上がれば、紹介が増えるが、施術期間は短期間となるので、長い年月を経ないと売上はあまり変わらない。
実際、うちは2009年度の後半から別の療法を学び始め、徐々に施術技術を上げていき、2010年度には紹介で来られる方が急増した。
が、2009年度と2010年度の売上の差は、わずか8千円。
これが現実。
技術の修得に手一杯で、経営にまで手が回らなかった。
それにしてもウン百万の売上で、差が8千円って・・・正直、驚いた。