男子小学生。
3ヶ月前から、オスグッド病で、両足の膝下が痛い。
押して痛みがあり、走ったり、しゃがんだりする時にも、痛む。
週1回、整形外科に通って、ストレッチと姿勢の矯正をしている。
遠くの整体院に行き、施術直後は膝の痛みがなくなったが、翌日7割戻った。
そして、遠くて通うことが出来ず、ここへ。
しゃがむと、少し膝を曲げた(残り150度ぐらい)だけで、膝下に痛みが出る。
仰向けに寝た状態でも同様で、少し膝を曲げた(残り150度ぐらい)だけで、膝下に痛みが出る。
(初回)
検査)
左足首、左膝裏、両足のアキレス腱、すね、膝下、太もも、おしりなどに、強烈な異常の反応。
左足のほうが歪みが大きく、本人も、左膝のほうが痛みが強いとのこと。
履いてきた靴底を見ても、それはわかる。
足の歪みを正すことが先決だ。
ほかでも、酷いと言われたそうだが、たしかにこれでは、オスグッド病の施術をしても、すぐに戻ってしまう。
生活習慣も指導。
(3日後、2回目)
検査)
前回と同様に、強烈な異常の反応。
施術)
なかなか施術しきれず。
(4日後、3回目)
状態)
残り120度ぐらいまで、曲げられる。
検査)
前回と同様に、強烈な異常の反応。
施術)
相変わらず、なかなか施術しきれず。
(3日後、4回目)
状態)
調子がよく、サッカーの練習をしたそうだ。
検査)
前回と同様の場所に異常の反応があるものの、反応は減少。
ただ、オスグッド病の膝下の圧痛部分は、倍近く拡大していた。
所感)
本来は運動すべきではないが、今まで、3ヶ月間運動を止めて、病院に通っていたので、少し楽になれば、我慢できない気持ちもよくわかる。
なので、自己責任で、運動してもらうことになる。
(4日後、5回目)
状態)
痛みが出たら休むという形で、サッカーの練習をしているそうだ。
検査)
前回と同様の場所に異常の反応。徐々に減少。
ただし、膝下の圧痛部分は拡大したまま。
所感)
練習しながらの施術では、長引く可能性があるが、どうしてもやりたいというのなら、精一杯それをサポートするまでだ。
(3日後、6回目)
検査)
異常の反応は、順調に減少。
(5日後、7回目)
検査)
膝下に圧痛がある以外は、検査での異常の反応がかなり少ない。
これでも、膝下に痛みが出るということで、探っていくと、やはり、強い精神的なストレスがある。
所感)
最近は、精神的なストレスで、時間がかかる子が増えてきた。