60代、男性。
寝ていると首や肩、背中が痛くなり、夜中、何度も起きてしまう。
就寝して、3~4時間で一度目が覚め、その後、1~2時間毎に目が覚める。
5年前に、変形性頚椎症と言われたことがある。
(初回)
検査すると、両足のすね、太もも、右手、両腕、両肘、両肩、首などに、異常の反応が出てきた。
特に、両肘、両肩の異常の反応が強かった。
つまり、自覚は、首、肩、背中にあるが、腕からの影響があると推測される。
そして、腕を持ち上げると、手を離しても、持ち上げたまま、さらには、「腕の力を抜いてみてください」と言っても、力を抜くことが出来ず、「力の抜き方がわからない」と返事されるほど、無意識に力が入ってしまっているのも、原因の一つと思われる。
施術後、腕の歪みを矯正するために、ベルトを購入して帰られた。
(3日後、2回目)
夜中目覚めるのは同じだが、首のしびれが軽減して楽になったそうだ。
検査すると、前回同様に異常の反応が出てきた。
やはり、両肘の異常が強い。
(2日後、3回目)
昨日、今日とあちらこちらに取材のために、歩き回ったそうだ。
背中に担いでいたバックパックを見せて頂いた。
機能的に、正しい姿勢をキープするのは難しそうなので、少し助言を行った。