検査主体で施術するようになって、9年になります。
それで感じることは、同じ不調でも、原因は人それぞれ違うということです。
「この不調の原因はこれだ!」みたいな情報が溢れていて、それに飛びつく人が多いですが・・・
同じ不調だと、原因は同じだと考えて、同じやり方をしますが、それでは、変わらない人が多く出てきます。
原因が違っていても、体の表に出てくる不調が同じことはよくあります。
起立性調節障害などは、なんでこんなにも、人によって違うのかと思います。
これが検査主体の施術であるべき理由だと思います。
「自分は、○○市ではナンバーwan」と周りに言っている先生と最近話す機会がありました。
首が原因で、手に不調が出ている方が来られたという話をされました。
よくよく話を聞いていくと、首を施術しても変わらなかったそうで・・・
それで、どうして首が原因と言えるのだろう? と、思ってしまいました。
直感的に思うのは、施術していく上で必要ですが、思い込みは排除しないといけません。
ゴッドハンドと呼ばれる方は、自分主体です。
自分はその逆を行きたいなとつくづく実感しました。