3回施術して、やっと変わり始めたほどの状態が悪い方から、質問を受けた。
その方は、接骨院にも通われている。
「接骨院に通って、意味がありますか?」
なぜ、こんな質問が出たかというと、以前から、接骨院にずっと通っていて、変わらなかったためだ。
保険を使っている。
接骨院といえば、柔道整復師の方がおられ、柔道整復術を使う。基本的には、ほねつぎである。
骨折、脱臼、打撲、捻挫、肉離れなどの外傷に対応する技術で、さらに、保険が使えるのもその範囲内まで。
そのため、国家資格取得後、腰痛、肩こりなど慢性的なものに対応するために、カイロプラクティックや整体の技術を、ほかで学んでいる先生が多い。
ただ、それらの技術を、保険適用で使うためには、部分的な施術になり、良い結果は得られにくい。
うちのブログを読むとわかるが、自覚のある場所と原因となる場所とは離れている場合がほとんどで、部分的な施術では無理。
だから、私の知り合いの接骨院の先生などは、全額自己負担で施術している。
つまり、保険適用では限界がある。
状態が悪いほど、全身施術は必要である。