昔、ゆらゆら揺らす整体法を使っていた頃、すぐに戻ってしまうオスグット病の子供がいた。
施術直後には、膝下の痛みはなくなるのに、その後、また痛みが出てしまう。
師匠のところにいってもらっても、同様の結果で・・・
今は、その整体法は使っておらず、かわりに、原因を特定できる検査法とその原因に対応できる整体法を使っている。
そのため、膝下に出てくる痛みの根本原因が、手に取るようにわかる。
この前も、ゆらゆら揺らす整体法を使っている名古屋方面の整体院から、オスグッド病の子供がやってきた。
2ヶ月間、10回ぐらい、施術を受けても、膝下の痛みは変わらなかったという。
検査すると、膝や太もも、すねやふくらはぎといった膝周辺だけの問題でないことがわかる。
つまり、施術法が合っていないために、良い結果が得られなかった典型的な例である。
オスグット病に関して、他の施術法よりも優れているという誤った自信から、変わらない整体法を続け、金銭的にも時間的にも負担を掛けさせるのは、とても悲しいことだ。
からだに害を与える施術法ではないが、別の意味で、害を与えてしまっている。
うちの場合は、変なプライドはないので、何回やっても変わらないようであれば、他を紹介している。
施術法が合っていれば、良いはずだから。