経営の師匠から、ぜひ読んで欲しいと言われた本があります。
「孤闘」(斉藤実 著)
60歳を過ぎてから、酒呑童子という名前のヨットで、何度も、最も過酷なレースと言われている単独世界一周のレースに出ている方なので、テレビか新聞で見たことがあるかもしれません。
74歳になった今現在、レースではないものの、一人で世界一周の航海をしているというつわものです。
日本のいろいろなことを批判されていて、結構きついことが本に書かれていますが、命懸けの航海を何度もされている方なので、さらりと言えてしまうんですね。
この本を読んでいて、思い出した方がいました。
私がハンググライダーで空を飛んでいた頃、パラグライダーの墜落事故で御亡くなりになった方です。
日本のハンググライダーの草分け的存在の方で、竹で自作して飛んだという話もお聞きしました。
昔のハンググライダーは、ターンすると失速しやすく、墜落して亡くなった方が多かったと聞いています。
そんな時代からハンググライダー界を牽引してきた方だったので、結構言い方がきつく、私も凹むことが何度かありました。
私の同期パイロットも、何人か辞めてしまいました。
周りを気にせず突き進んでいくので、普通の人ができないことをやれてしまうんですよね。
本を読んでいて、似ている人がいるな~とつくづく思いました。