経営の師匠が、成功の秘訣は、経営の勉強をすることと、「親父の小言」を守ることかなと言っていたので、早速、本を買ってきました。
ご存知の方も多いと思いますが、居酒屋によく書いてあるアレです。
世の中に出回っているものは、言葉が加えられたり、削除されたりして、原典とは違ってきているそうです。
やはり、原典を知りたいということで、
「親父の小言 大聖寺 暁仙和尚のことば」(青田暁知 著)
を購入しました。
世の中に出回っているものは、「不浄を見るな」がなくなっていたり、「恩は遠くからかくせ」が「恩は遠くから返せ」と、都合のいいように勝手に変えられているようです。
「小便は小便所にしろ」という単純なものから、「女房のいうこと半分」という作った当時の時代背景を知らないと全く逆に勘違いしてしまいそうな難しいものまで、いろいろあって、楽しめました。
昭和3年の亭主関白の時代に、「女房のいうこと半分」と書いたのはすごいことですね。
本に書いてありましたが、今風に言うなら、
「亭主の言うこと半分」
ですね。お互いに尊重しないと...