20代、男性。
肉離れを繰り返している。
9ヶ月前、運動中に、両足の太ももの後ろ側を肉離れした。
その2ヶ月後に、左足の同じところ、3日前に、右足の同じところを肉離れした。
接骨院では、電気を当て、マッサージ、テーピングなどを受けた。
(初回)
状態)
左足は、太ももの後ろ側に突っ張るような違和感。
右足は、圧痛があり、押さえると強く痛みが出る。
検査)
両足のすね、太もも、左股関節の前側、右腕などに、異常の反応。
特に、3日前に肉離れを起こしたところは、強く異常の反応。
施術)
左足の違和感はない。右足の圧痛もない。
ただし、肉離れの場合、圧痛がなくなっても、大丈夫というわけではないので、無理は禁物だ。
すねに異常の反応が出てくるということは、肉離れの原因は、やはり、足元からの歪みの影響だと思われる。
実際、足の第二趾の付け根が落ち込んでいた。
そのため、生活習慣の指導を行った。
所感)
ぎっくり腰も肉離れも同じだが、それをして、癖になって、何度も同じことを繰り返すのではなく、歪みなど体の癖がついているから、そこに負荷が集中して、同じ障害を繰り返しているだけだ。
つまり、その部分の痛みがなくなれば良いという方法では、何時まで経っても、同じことの繰り返し。
もっと、生活習慣にまで遡って、根本原因を探らなければ。
(3日後、2回目)
状態)
左足は、少し違和感。
右足は、ふくらはぎが重い感じ。
検査)
両足や右腕に異常の反応。左足が異常の反応が強い。
右足の肉離れ部分は、もう異常の反応はない。
左足は、元々の歪みが大きいせいだと思われる。
右足の肉離れに関しては、本人も気にならないというほど、変化が早かった。