30代、男性。
1週間前に、朝起きた時から、ずっと腰痛。
上体を前に曲げたり、捻ったりすると、腰に痛みが出る。
昨日、痛み止めの注射を打ってもらい、飲み薬を服用しているが、あまり変わらないため、ここへ。
以前から、軽い腰痛は繰り返している。
ほかに、背中全体が、常にだるい。
(初回)
仰向けに寝てもらったが、足を伸ばすと腰に痛みが出る状態。
検査)
両足のすね、ふくらはぎ、膝裏、太もも、股関節の後側、腰、右の股関節の前側、右肘、両肩などに、異常の反応。
特に、右脇腹付近の異常の反応は強く、施術しきれなかった。
検査結果だけでなく、普段履いている靴の靴底の踵の外側が大きく削れるということから、生活習慣に問題があることがわかる。
施術)
生活習慣の指導と自宅で出来るトレーニング法も教えた。
(翌日、2回目)
検査)
両足のすね、太もも、腰、右の股関節の前後、右肘などに、異常の反応。
右脇腹付近の異常の反応は、相変わらず強い。
昨日よりも前屈できるが、思ったより変わっていないため、深層筋を検査してみると、骨盤の前側から、大腿骨内側の筋肉の付着部まで、広範囲に、かなり強い異常の反応。
仰向けで寝られず、横向きに腰を丸めて寝ていると言っていた理由が、よくわかる。
(6日後、3回目)
状態)
前回の翌日には、上体を前に曲げても捻っても、腰の痛みは無い。
検査)
両足のすね、太もも、右腸骨の前側などに、異常の反応。
つまり、痛みがなくなっても、その火種はまだ残っているということだ。
とはいえ、前回と比べれば、かなり異常の範囲が減少。