50代、男性。
3週間前に、ジャンプして着地した時に、左膝がグリッと変な感じがあった。
整形外科でMRI検査を受けて、半月板損傷と言われ、医師から、断裂部分はあきらめるように言われた。
今は、しゃがむ時に左膝の外側に違和感がある。
かばったためか、腰痛が出てきた。
(初回)
検査)
両足のすね、太ももなどに、異常の反応。
特に、太ももは、身を捩るほどの異常の反応。
所感)
検査結果だけでなく、見るからに足元の歪みがあり、生活習慣に問題があることがわかる。
半月板損傷は、運動中に膝を捻ったりすることが原因と思われがちだが、それ以前に、足の歪みがある。
歪みがあるからこそ、ちょっとしたキッカケで、痛めることになる。
(8日後、2回目)
検査)
すねの異常の反応はない。太ももは身を捩るほどの異常の反応。
施術)
足元の歪みが大きいということで、テーピングも施した。
テーピングするだけで、内くるぶしの間や両膝の間の開きが、簡単に、指一本分狭くなることからも、足裏の歪みが大きいことが分かる。
(9日後、3回目)
状態)
再び、MRI検査を受けたところ、水辺断裂していた半月板の外側がくっついていたそうだ。
ダメだと断言していた医師も首を傾げていたそうだ。
検査)
身を捩るほどの異常の反応はない。
(1週間後、4回目)
状態)
左膝のイヤ~な感じが、急になくなってきたそうだ。
それと、指導された足指の意味がよくわかったとのこと。
やはり、アスリートは、身体に対する理解も早い。
追記)
医師があきらめたものが、整体では大丈夫だったりする代替療法の世界は、とても奥が深いと感じた。