豊川で開業以来、ホームページ作成には、haik(QHM)というサーバー上で動作するツールを使っていました。
しかし、突然のhaik(QHM)開発中止に伴い、同様にサーバー上で動作するWordPressというツールに移行しました。
が、最近、またも突然にhaik(QHM)の開発継続が決まり、PHP7対応もほぼ完了しているそうです。
でも、自分は、WordPressに変更してしまいましたので・・・
料金的なことはどうなるかわかりませんが、ユーザーはまずは一安心といったところです。
でも、開発スケジュールが発表されても、その通りには絶対ならないので、信用してはダメですよ。
両方を使ってみて感じたhaik(QHM)のメリット・デメリットは、次の通りです。
メリット
ホームページ作成の知識も経験もなくても、パソコンで文章入力ができる人ならば、3時間もあれば覚えてしまうほど、簡単です。
ホームページの形はほとんど出来ているので、そこに文字を置いていくだけです。
文字装飾したい場合は、WordPressのショートコードに相当するコードを記述することで、いろいろな文字装飾ができます。
WordPressは、本体とは別にMySQLというデータベースを使っていますが、haik(QHM)では、データベースは使っていないので、データをバックアップしたり移したりするのがとても楽です。
だから、レンタルサーバーを変える際も、簡単です。
普通に作れば、検索エンジンに強いホームページができます。
WordPressでは、ある程度、知識が必要です。
デメリット
haik(QHM)にある機能はすべてWordPressにありますが、WordPressには、さらに便利な機能がたくさんあります。
公式サイトにWordPressを使っていますが、この見栄えをhaik(QHM)で真似ることは不可能です。
WordPressでは、適用するテーマを変えることで、見た目を大幅に変えることができますが、haik(QHM)では似たり寄ったりです。
それは、WordPressが、コンテンツとその見せ方に分離されているからです。
WordPressは開発にたくさんの人が関わっていますので、突然、開発中止になる可能性は極めて低いですが、haik(QHM)は、一度、開発が中断された経緯もあって、この先もどうなるかわかりません。
haik(QHM)の譲渡先は企業ですので、利益が出なければ、再度、開発中止ということもあり得ます。
一番の問題は、開発の余力です。
haik(QHM)の開発を本業でやるのか、副業でやるのか。副業ならば、何人でやるのか。などが重要になります。
あまりに遅い進捗状況をみると、それらがどうなっているか予測できますが。
haik(QHM)のブログ機能は、WordPressに比べるとかなり貧弱です。
haik(QHM)を使っていた時も、ブログはWordPressを使っていたぐらいです。
具体例を挙げたらキリがないので止めておきますが、WordPressを一度使ったら使えなくなります。
QHMならば大丈夫ですが、その次のバージョンであるhaikの場合、表示を印刷とすると、すべてのリンクのURLも一緒に印刷される仕様になっています。
したがって、haikで作られたホームページを印刷しようと思ったら、EvernoteやOneNoteなどで、一度、キャプチャーしないといけません。
WordPressの場合、特殊な表示を使うとその部分だけ印刷されないことがありますが、haikほどは汚い印刷にはなりません。
まとめ
知識も経験もない人は、haik(QHM)を使ったほうが、くじけることなくそこそこのホームページが出来上がるので、お勧めです。
ある程度、haik(QHM)を使い込んで、ほかのサイトに比べて物足りなさを感じたり、面倒な作業があったりしてから、WordPressに移ればよいかと思います。
たとえば、たくさん投稿した後から記事の下に定型文を付けたいなと思えば、WordPressならば、そういったプラグインがありますし、あれば便利だなと思うものは、WordPressの場合、プラグインとしてほとんど存在しています。
haik(QHM)からWordPressへの移行作業は、多少、手間はかかりますが、思ったほど大変ではありませんし
ただし、WordPressに移行した直後は、検索順位が大幅に落ちます。
それは、おそらく、クロールエラーが続出するからです。
haik(QHM)とWordPressとでは、トップページ以外のページのURLが変わります。
サイトマップをすぐに登録しても、自分の場合、元の検索順位に戻るまで、約40日かかりました。
それでもすぐに移行したい人に向けて、haik(QHM)からWordPressへの移行方法ついては、次週のブログで