70代、女性(豊川市)。
ウイルス性の脊椎の炎症で、3ヶ月間入院。
炎症を起こしていた胸椎部は大丈夫なものの、腰痛が残っていて、ここへ。
すっかり筋力が低下してしまって、杖をついて来られました。
(初回)
検査)
胸椎部分、右足、臀部のところに、強い異常の反応。
施術)
寝返りなど体を動かすときに、まだ痛みが出る。
(10日後、2回目)
状態)
本人曰く、痛みが減ってきた気がするとのこと。
それでも、体を動かすときに痛みが出る。
検査)
臀部のところに異常の反応が出てくるが、前回よりも範囲が小さくなっていた。
施術)
いろいろな動きをしても、痛みが出ない。
所感)
体のダメージを修復すれば痛みは出ない。
それよりも、長期の入院で安静にしていたため、筋力がすっかり落ちてしまっていて、思うように動けず、動いたら動いたで、息が上がってしまう。
そのほうが問題のようだ。
筋力を付けることが重要で、そのためには動かないといけない。
でも、動いていると筋力が落ちているので、負担がかかって、また痛みが出てくる。
施術と運動を繰り返して、徐々に筋力や心肺機能を上げていくしかないかなと思う。
退院後も医師の指示を守って安静にしていたようだが、高齢者を安静にさせるのは、逆にリスクが高い気がする。
無理しない程度に、動かせるところは動かすほうが良いのでは?