30代、男性。
17年前からあまり正座できない状態だったが、2ヶ月前に少し正座したら右膝が痛くて曲がらなくなった。
他に、右足甲を押すとしびれ、右の鎖骨付近に痛み。
右の鎖骨付近に痛みの原因は、痛い右膝をかばって動きをしているため、右肩が下がってしまったものと思われる。
右膝は残り45度のところでまでしか曲がらず、正座どころかしゃがむことも困難な状態。
大腿は、前も後もガチガチに緊張している状態です。
膝蓋の下は、膨れあがった状態。
しかし、2回目で、大腿とふくらはぎが当たるぐらいまで曲がるようになり、しゃがむことができるようになった。
甲のしびれもほとんどなし。
4回目では、靭帯のずれを止めてもそれ以上曲がらず、試しに、大腿骨のずれを止めてしゃがんでもらったところ、更に、グーッと曲がっていきました。
これは、ちょっと予想外でした。
5回目では、大腿骨のずれを止めても変わらず、再び膝蓋靭帯のずれ止めると更に曲がりました。
師匠に何度か言われたことがあります。
「人の身体は、川の流れのように日々変わる。昨日効いた技が、今日効くとは限らない。」
この言葉を聞いていなければ、悩むところでした。