師匠のブログに、
整骨院へ行ったら、「股関節が硬い」と言われ、無理やり広げられてから、余計に痛くなったという70代女性が、来られたと書かれていました。
整骨院は、柔道整復師などの国家資格者がやっているところです。
そんな人たちがなぜそんなことをしてしまうのか?
股関節の可動域は、人によって状態が違いますので、安全な可動域はかなり違います。
つまり、実際には、教科書と違い、いろいろと考慮しないといけないことがあります。
この場合は、股関節の靭帯に緩みがあって、筋肉が緊張して、その代わりを努めていたわけですが、それを無理やり広げたら損傷します。
そこまでは、学校では教えてもらえません。
うちにも、近隣の接骨院、整骨院で余計に痛くなってという方が何人も来られます。
一方、マッサージで余計に痛くなったという方もいることはいますが、少ないです。
そう考えると、柔道整復師という国家資格って何だろうと思います。
もちろん、優れた柔道整復師を何人も知っていますが、その一方で、こういう方もたくさんいるというのは・・・
自分が知り合う柔道整復師は、施術セミナーで知り合うぐらいなので、そもそもが勉強熱心で、問題を起こす方々とは根本的に違うんでしょうね。
ちなみに、冒頭の70代女性は、師匠が靭帯などを施術して、ほとんど痛みがない状態に。