いろいろな方が、ここに来られますが、中には、こちらの話を聞かない人もいます。
一番多いのが、痛みに対する意識が低い方。
手法をかけた後、その技が効いているかどうか確認するために、「今、どうですか? 変化ありますか?」と聞くのですが、「痛い」としか返事が返ってきません。
痛みが強くなったのか、弱くなったのか、変わらないのかが重要なのですが、何を質問しても、「まだ、痛い」としか答えが返ってこないと、痛みの原因の特定ができません。
たとえば、椎間板のつぶれに対する手法をかけて痛みが減れば、それが原因かなと判断できるわけです。
一通り、施術を受けて、「ハイ、終わり」というところに慣れ過ぎているのが、原因かもしれませんね。
次に多いのが、一回で済むと思っている人。
自分の身体の習慣というか、癖が、痛みを作り出している場合には、なかなか一回の施術でOKとはいきません。
もちろん、軽症の方は、一回で施術終了する場合もありますけど。
一応、説明はするんですけど、自分の努力も必要だということです。
次にあるのが、他の療法と併用している人。
特に、困るのがマッサージとの併用です。
特に問題なのが、揉み返しが起こるほど、揉むやり方をしているマッサージですけど。
せっかく、施術で筋肉の緊張を解いているのに、マッサージを受けて堅くなって来られます。
以上の場合、次回の予約を勧めることはしていません。
「あそこは、ダメだ」
という悪い噂を立てられる可能性が非常に大きいですが、そんなことより本気の方に、自分の時間や力を費やしたいと思っているからです。