ある女性を、2回施術した後に、
「○○会社の経理にいましたよね?」
と聞かれ、
「???」
時間外労働、月200時間オーバー時代をふと思い出し、冷や汗が・・・
この女性、私が昔所属していた激務を極めた部署に配属されたそうで、そこでの仕事で身体が痛くなり、私がこの仕事をやっているということを聞いて、来られたとのこと。
この部署は、女性でも過酷なところなので、施術で楽になっても、果たしてどこまで維持できるか・・・
「痛みの根本原因は、日常の生活習慣」ですからね。
でも、私が辞めてから、だいぶ職場環境が変わったようで、夜中の12時を超えなくなったという話を聞きました。
身体に負担を掛ける昔ながらのねずみ色の事務椅子から、今風の椅子に変わったそうですし。
それでも、大変さを身に沁みて知っているだけに、心配ですね。
ところで、当時、残業が多いと、医者と面談することになっていて、何度か行きました。
体調がおかしくなって、電車にも乗れない状況だったのですが、
医師 「体調はどうですか?」
私 「時々、急に息苦しくなったり、地面がグラグラ揺れるような感じがあるのですが」
医師 「今、この時はどうですか?」
私 「今は、ないですが、よく起きます。」
医師 「今、大丈夫なら、仕事に支障がないと記録しておきます。」
私 「・・・」
毎年、集団検shinなども依頼している病院の医師なので、会社との関係もあって、異常ありとできないんでしょうね。
どんなにひどい状態でも、問題ありとは絶対しないなと感じました。
でも、医師が悪いと言うわけではなく、結局、自分のからだは、自分で守るしかないということです。
自分のからだの責任は、他人ではなく、自分にあります。