奈良の有名な整体師の方のメルマガを購読しています。
その中で、非常に同感したことがあります。
それは、質問の内容。
その方同様、うちも全国からメールで問い合わせが来ます。
その中に、答えるのに困る質問がいくつかあります。
その代表的なもののひとつは、情報が少なすぎる質問。
たとえば、「腰が痛いのですが、何が考えられるでしょうか?」といった感じの物。
朝起きた時に痛むのか、夕方にかけて痛むのか、常に痛むのかなど、いつ痛むかによって答えが違ってきます。
それだけでなく、腰骨のところか、仙骨のところか、脇腹か、おしりか、どこが痛むかによっても答えが違ってきます。
さらに、ズキーンと痛むのか、ジーンと痛むのか、痛みの種類によっても。
急性なのか、慢性なのかによっても。
つまり、答えが多過ぎて、全部答えなければいけないのか?と思うと、とても答えられません。
プロの整体師の質問でも、こんな感じですので、閉口してしまいます。
プロならば、情報が少ないと答えられないことぐらいわかると思うのですが・・・
もうひとつは、目的がはっきりしない質問。
「教えてください」と書いてあるものの、それを知ってどうするの?と思うような場合、たとえば、個人的なこととか、答えにくいです。
質問する側の事情はこちらにはわかりませんので、ひとこと、書き添えれば済むと思うのですが、その手間を省かれてしまうと、こちらは何だかさっぱりわかりません。
そういう質問に限って、答えても、何の返事もなく・・・いったい、何に使うの?という感じになります。
ただでさえ、問い合わせが多く、主要な質問にお答えするのが精一杯ですので、重要性を伝えてもらわないと・・・。
もっとも、答える義務があるわけではないので、くだらない質問はスルーするのですが、そういうのに限って、同じ質問を繰り返されて困ります。
ほかにも、いろいろありますが、礼儀をわきまえないのも困ります。
名前を名乗らない方も結構います。
あと、自分の意見を述べずに、いきなり人に意見を求めるのも困りますね。
よい回答を得たければ、よい質問(具体的に多くの情報を提示する)をすることです。
質問して回答がもらえなかった場合、まず、質問の内容に問題がないか考えるべきですね。
もっとも、自分も人のことは言えませんけど。
自分の場合、相手の立場で考え直し、質問に情報を付け加えて再度質問するなどの努力はしています。少なくとも、同じ質問をそのまま繰り返すようなことはしません。
何事も、相手の立場に立って、考えることが大切です。