40代、女性。
9日前に、腰痛で動けなくなった。
接骨院では、姿勢が悪いのが原因で、骨盤や背骨が歪んでいると言われた。
上体を前に曲げたり、捻ったりすると腰の痛みが強くなる。
右股関節の前側にも痛みがある。
明日、バレーボールの試合に出ないといけないということで、ここへ。
(初回)
検査)
両足のアキレス腱、すね、太もも、臀部に、異常の反応が出てきた。
それ以外にも、足のアーチが崩れ、外反母趾、内反小趾になっており、生活習慣に問題がある。
施術)
上体を動かしても腰の痛みはない。
問題となる生活習慣も指導。
(6日後、2回目)
状態)
腰は、もう大丈夫。
今朝、右股関節の前側が痛かった。
検査)
両足のアキレス腱、太ももに、異常の反応。
前回と比べ、異常の反応の範囲は、だいぶ少ない。
所感)
腰痛となるとやみくもに姿勢が悪いのが原因と簡単に片づけてしまうケースが非常に多いです。
正直なところ、姿勢が悪い程度では、検査で出てきたところにダメージが入るわけもなく、いい加減な説明であることがわかります。
肝心なのは、姿勢が悪くなる原因は何かということです。
そのためには、きちんと検査に基づいた話をしてくれるところを選ぶことが大切です。