数年前から、整体院を始める理学療法士が多くなってきて、不思議に思っていまいた。
最近では、整体や整体院経営を教える理学療法士も出てきました。
その裏には、平成11年から規制緩和があって、年3千人台養成していたのが、今は、年1万3千人台までの量産体制に変わったことがあるようです。
毎年1万人ぐらい、国家試験を通って、理学療法士が誕生しています。
柔道整復師急増で、接骨院・整骨院ではなく整体院を始める柔道整復師が多いと思ったら、次は、理学療法士です。
人数は、理学療法士のほうが、柔道整復師よりも遙かに多いですが、これまでは、病院や介護施設に勤務できていました。
でも、今では、需要を供給が上回ってしまって、それが整体を勉強して整体院を始める方が増えている原因になっているようです。
柔道整復師も理学療法士も国家資格です。
高い学費を払って勉強し、国家試験に合格したけど、最終的に、整体という民間療法を勉強して開業というのは、世知辛い世の中です。
でも、そのお陰で、少し前だと、整体は民間資格だとネットで叩かれていましたが、国家資格者が多数、整体に参入した結果、あまり聞かなくなりました。
もちろん、未だに、通信教育と数回のスクリーニングで整体を教えるなど、理解に苦しむ団体が存在しますが・・・