傷口が開いて血が流れているのに手をかざしても、影響力は僅かで、セラピーが効果的なのは、止血処置後です。
そういった意味で、体の状態が大きく動いている時は、セラピーの影響力は少ないと思っています。
特に、強い薬を投与されている状態でセラピーしても焼け石に水の状態です。抗○ん剤は、そのよくある例です。
また、一刻の猶予もない状態という時は、別の大きな問題があります。
なので、施術は、悪い状態の期間を短くするという意味で、体の状態が落ち着いた時点で行うのが良いと思っています。
そのため、ホームページには、慢性的な体のトラブルに対応すると記載しています。
大きな問題の1つは、一度、施術してしまうと、同じ事が繰り返されます。
エネルギーセラピーの世界は不思議な物で、一度手を出すとそれ以降、同じ事が起こります。
中には、こちらの都合はお構いなし、何でもアリという感じで来る方もいるので、厄介です。
実際、氣光整体時代の師匠は、何度か、真夜中に起こされ、遠隔施術していました。
もう1つは、本人が望んでいるか?ということです。
誰かに顔を見せたいという一心で、苦しむ時間を長引かせるのであれば、それは誰のための施術なのか?ということになります。
氣光整体時代の師匠は、自分の父親の最後の時は、施術はせずに、佛法の力を使って安らかに逝かせたと言っていました(そのため、死後硬直せずに、体が柔らかいままだったので、運ぶのが大変だったそうですが)。
さらに、もう1つありますが・・・。
今はもう氣光整体の組織を辞めていますし、一刻の猶予もない状況では遠隔施術しません。
ここでは、状態があまり変わらなくなってから、施術します。