初めての方が電話でご予約された場合には、状態をお尋ねしています。
理由は、その状態から事前に技の組み立てを考えておくためです。
数千もの技がある自然形体療法ですから、事前準備は重要です。
当然、実際に施術する時は、状態の変化に応じて、臨機応変に対応していきますが、できるだけ短時間で終わらせるためにそうしています。
その時に、重要になるのが、自分の経験と修業時代のノート、そしてメーリングリストの情報です。
一人が経験するには限りがあるので、師匠の元を巣立っていった仲間同士、メーリングリストを通じて情報を共有しています。
でも、100件を超えていて探すのが大変です。
なので、施術例をFilemakerというデータベースソフトに入力しました。
でもまだ、修行中にノートにメモした施術例をほとんど入力していませんので、完成はまだ先です。
これによって、自分が経験していない施術例に出会っても、施術例や痛む部位などから、施術方法が容易に検索できるので、最適な施術できると信じています。
ただ、画像を登録しようと自分のノートをスキャナーにかけたものの、かすれて何がなんだかわかりません。
なので、文字だけ入力しています。
人によって、同じ言葉でも意味が違ってきますので、残念ながら今のところ私しか使えないと思います。
後からでも容易に画像が追加できるので、いつか他の先生がパソコンで絵を書いてくれることを期待します。
ちなみに手法も途中までデータベースに入力しましたが、これまた、数が多過ぎてくじけたままになっています。完成予定は、10年後です。
それと、いつか施術例のデータベースと手法のデータベースがリレーションできればいいなと思っていますが、完成は20年後ぐらいですかね。