将来、整体師になろうかなと思っている方からメールを頂きます。
それも、一人や二人ではないので、トヨタ自動車の例を挙げるまでもなく、昨今の会社は、内部にだいぶ無理が生じているのかなと思います。
経費削減で、人員を減らす分、残された人の負荷が大きくなって・・・
整体師を目指す方の一番の関心事は、やはり、どの療法を学べかよいかということのようです。
最初は、どれでも良いと思います。
どんな療法にも、得手不得手というか一長一短があります。
それに、数えきれないほどの療法が存在していますので、自画自賛されている療法の多くは、単なる広告宣伝です。
正直、どんな療法をやっていても、施術者の波長に合った方がやってくるので、あまり関係ないかもしれません。
つまり、将来、自分の所に集まってくる方に応じて、ほかの療法を選ばないといけない時が来る可能性が高いということです。
施術していると、変わらない方が現れます。
その時、それは自分が技をマスターしきれていないせいなのか、療法自体の限界なのかを見極めないといけません。
私の場合、その時の師匠やその療法の創始者の施術を受けに行ってもらって判断していました。
その結果、現在、ほかの療法をメインに行っています。
それ以外に、ひとつアドバイスするとすれば、現役で施術されていないから方から学ぶのは、あまりお勧めしません。
実際に施術していないと技の確認ができませんし、時代の変化もあります。
特に、学校を卒業し、すぐにその学校で教える側になっているようなところは、資格を取るにはいいかもしれませんが、現場でどこまで使えるか・・・。
あと、ぼったくりに近いところもいくつか噂で聞いていますので、お気を付けください。