介護サービスが食いものにされつつある現状が、とても残念です。
介護保険によるリハビリテーションで、マッサージを受けている方がここに来ることがありますが、「やってもらった直後は、楽になった気もするけど、変わらない」と漏らされていました。
「先生の所は、やってくれないんですか」と言われることさえあります。
やってもやらなくても変わらないレベルだとすれば、税金の無駄使いですし、サービスを受ける方にとっても不運ですし、とても残念です。
介護サービスで機能訓練指導員となれるのは、理学療法士・作業療法士・柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師といった国家資格者に限られていますので、整体師やカイロプラクターでは、介護保険を使った施術はできません。
民間資格である整体師やカイロプラクターは、レベルの差がピンキリなので、仕方ありませんが。
国家資格を持った知り合いの先生の中には、自ら介護事業を始めていたり、機能訓練指導員として介護事業所と協力関係を結んでいたりしています。
でも、人を雇ってやっている場合がほとんどなので、どこまでまともな施術ができているのか・・・
ケアマネージャーさん自身の身体の痛みに対し、マッサージをお願いしているマッサージ院でなくて、うちに来るというのも変な話です。