医師は、不調があっても、「異常はありません」と平気で言います。
何らかの異常があるから、不調が出ているわけで、正しくは、「私では異常が見つけれられませんでした」と言うのが正解です。
医師だけがそうかというと、我々、整体師にも問題があって、施術後、自分の検査で異常が出てこないから大丈夫だと言って、でもいつまで経っても変わらないというケースがあります。
整体師だけが、やった気になっている状態です。
いずれにしても、最終的には、どう変わったかというのが重要で、検査結果が重要なわけではありません。
ミクロ的な視点の理屈っぽい先生が陥りやすいミスです。(自分への警告の意味もありますが・・・)
最近、出会った先生に、そんなことを教えられました。
「その人の人生を見てるか?」と。
正直、自分に気付かされました。
たしかに、そんな状態では、いくら筋肉反射テストしても、その範囲の答えしか返ってこないわけで・・・
西洋ヘルスケア的な考えで質問すれば、西洋ヘルスケア的な答えしか返ってこないし、
東洋ヘルスケア的な考えで質問すれば、東洋ヘルスケア的な答えしか返ってこないし、
原因は、そんな狭い範囲におさまるわけではなく、もっと広く考えないといけません。
一人ひとり違うわけで、難治難病の方は、平均値に基づいた情報から外れたところにいたりするわけです。
難治難病の方に関しては、極力、施術する側が判断を下してはいけないということです。
それを感じさせられた自分が参加した日のセミナーのDVD、なかなか観れないでいます。
ちょっと、覚悟がいるので。