今まで短期間に、たくさんの療法を学んできました。
施術を生業とする人たちの中には、自分に似たような人を見かけることがあります。
セミナーに行って、そこに「答え」を求めると、いろいろな問題が生じます。
教えられた通りにやっても、満足した結果が得られないと、全否定することにつながったりします。
「言われた通りにやっているのに・・・」みたいな。
施術者とその療法との相性がありますし、施術を受ける方とその療法との相性もあります。
さらに、その療法を学ぶタイミングというのもあります。(数年前は合わなくても、その後、自分の変化と共に合うようになったりとか。)
そして、新たに、何が一番かと探し始めます。
そして再び、同じことを繰り返す。
学び続けることは大切ですが、学ぶ目的を間違えると、セミナー難民になります。
これは、まさに昔の自分のことです。
人それぞれ、合う療法が違います。
たとえ自分にとって良い結果を得られたとしても、ほかの人にとって良いとは限りません。
つまり、かなり条件を限定しない限り、一番は存在しません。
「答え」は、自分で見つけるものです。
そこにあるのは、「ヒント」です。
たくさんのヒント中から、自分なりに答えを見つけていくのです。
なので、自分が特定の療法の代表者ではない限り、特定の療法にこだわる必要はありません。
施術者に合っていて、自分のところに集まってくる方に合っていれば、なんでも良いということです。