葵整体院の待合室に置いている本です。
「医者が患者をだますとき」の続編です。
医師である筆者が、無意味な手術や検査、薬について、実情を書いている本です。
特に、女性がその犠牲になっているということで、女性の例を挙げています。
ここに、いろいろな方が来られますが、たしかに、些細なことでも手術しようとして、その犠牲になった方や、安易な精神安定剤の使用で、薬物依存になっている方とかいました。
薬は、ほとんどの場合、その場しのぎです。
不摂生から高血圧になっている方がどんなに降圧剤を飲んでも、高血圧になる状態は変わりませんし、体の歪みが原因で膝が痛い人が痛み止めの薬を飲んでも、また痛くなります。
手術せず、整体を受ければ、普通に歩けるようになっていたと思われる女性がいました。
本人も「この程度で手術?」と思ったそうですが、医師に勧められるまま、股関節手術を受けたら、手術前よりも普通に歩けなくなり、その後の再手術、再々手術も失敗。
こうなると、うちでもどうにもなりません。
人工股関節に置き換える手術が嫌で、ここに来た女性もいました。
たしかに、動きの制限もあって、痛みも強くて、手術もありなのかなと思っていましたが、施術を繰り返していったら、可動域の制限がなくなり、痛みもなくなりました。
それでも、その整形外科医は、手術を勧め続けたそうですが・・・
そこまで、手術したいのか?とあきれました。
いろいろな医師がいますから、気を付けないといけません。
この本には、「不要な手術から身を守るための質問」というのが記載されているので、手術だと言われたら、これを利用するのが得策です。
自分が体験したのは、こうするとこうなると説明をしたところ、それを否定した医師がいました。
事実は変えようがないのですが、自分の知識から外れると、それすらも否定することに目が点になりました。
それで、正しいイ療ができるとは、とても思えないのですが・・・