ボディートークのセッションに、ボディーエコロジーのテクニックを追加しました。
ボディートークの基礎で学ぶ微生物(ウイルス、バクテリア、寄生虫、真菌類)は、病原性の微生物で、それを体から排除する目的でセッションを行います。
今回学んだボディーエコロジーは、もちろん、それも含みますが、それ以外の体にいる微生物も施術対象にします。
体にいる微生物のほとんどは、体に無害で、消化を助けたり、栄養素を作り出したり、病原性の微生物を排除したり、有益な働きをするものも多いです。
最近、テレビでは、腸内フローラという言葉を普通に聞くようになりました。
色々な微生物がいることで、病原性の微生物の侵入を防ぎ、バランスが保たれています。
また、微生物がいる場所は、腸内だけではなくて、皮膚や口腔など、外部と接するところには何処にもいます。
それをバランスするためのテクニックです。
人間が微生物をうまく共生していくためには、免疫機能も正常に働く必要があります。
近年、免疫系に異常を起こし、アレルギーや自己免疫疾患が激増しています。
これらもバランスしていきます。
抗生物質や抗菌剤入りの様々な物は、病原性の有無に関係なく、見境なく殺します。
その結果、大多数だった共生関係の微生物がいなくなり、逆に、病原性の微生物が蔓延りやすい環境になります。
なんでもかんでも、微生物がまったくいないのが正しいという考え方から、共生関係の微生物が生息しやすい環境を作る考え方に変わらないといけませんね。