根本療法ですと言っている療法が、世の中にはたくさんあります。
しかし、その意味は、すべて同じわけではありません。
あくまで私個人の考えですが、根本療法には、何段階かのレベルがあると思っています。
痛み止めの注射や薬は、痛みを感じなくするだけなので、対症療法と言われています。
それに対して、
1つ目のレベルは、
痛みのある部位の異常をなくし、痛みを取る。
2つ目のレベルは、
潜在的な異常を取り、その結果として痛みをなくす。
痛みのある部位が悪くなる原因が、他の部位にある場合が数多くあります。
本人が自覚していない、その潜在的な異常をなくさない限り、何度も再発することになります。
3つ目のレベルは、
正しい日常生活です。
生活習慣、生活環境、食生活など、外からの影響や自分の行動などによって、体に異常が発生し、痛みが引き起こされます。
そこで、そういった周りにある原因となるものを取り除く。
他のレベル分けもあるとは思いますが、どのレベルの根本療法を行っているのか、しっかりと把握している整体師に施術をお願いしたいですね。