自分が開業した10年以上前と比べると、今は、エネルギー療法を使っている整体院がかなり増えました。
様々な療法も、生まれました。
時代の流れかもしれません。
ただ、気功施術をはじめとして、エネルギーシステムに深く介入しているものがほとんどです。
スピンさせたエネルギーを打ち込むものもありました・・・これだと、全体を見るとノイズが散らばっているので(^_^;
深く介入するメリットは、即効性の高さです。
反対に、デメリットは、本来のシステムとは、調和がとれていない可能性があります。
その結果、こういうことが起こります。
やりっぱなしで、モニターしていない施術は、怖いです。
介入するのであれば、どこまでシステムと調和が取れるかが鍵になります。
もう一つのデメリットは、施術者側が影響を受ける可能性があります。
いわゆる、「もらう」という奴です。
自分は、散々、経験しました。
1ヶ月間、めまいに襲われ、施術と施術の間は、横になる生活をしていた事もありました。
心も体も強靱な施術者ならば、これらのデメリットも無関係でしょうね。
自分のやりたいようにやるだけですので。
介入するエネルギー療法と極力介入しないエネルギー療法の違いは、意識を向ける方向が違います。
体に意識を向ける時点で、介入しています。
では、意識を外に向けているのに、体がなぜ変化するのか・・・不思議な世界ですね。
オステオパシーの一流派でも、同じような事を言っているので、突き詰めれば、表現やアプローチの仕方が違うだけで、たどり着くところは同じなのかもしれません。
エネルギー療法家が増加して懸念されるのは、その場に適した対応ができるかということですね。
極端な例ですが、傷口から血が流れていたら、まず対症療法的に止血ですが、何でもできると思い込んで、手をかざす療法家が現れかねません。